一昨日は東京へ行ってきました。
午前中は神田錦町の竹尾見本帖本店へ。
タケオペーパーショウを見に行きました。
デザイナーの方など、色んな方が本という情報媒体について、1人一冊又は数冊、紹介していました。
コンピュータで情報を集められる情報社会。
それに対し、本という媒体は紙の上にインクで文字を印字し、製本する必要があり、
時間や紙という自然素材を大量に消費するが、そこには重さが有り、物質化している事がこれからも必要な事で、普遍的な事だと気付かせてくれる展覧会でした。
その後は東京ミッドタウンに行った。
富士フイルムのフォトサロンに行ったんだけど、そこに展示してある写真は相変わらず綺麗な写真ばかり。
きっと某写真家のM.I.氏は撮らない写真だろうと思いつつ、写真にはこういうのも有るだろうと納得する。
あと、21_21デザインサイトへ行ってきて、「アーヴィング・ペンと三宅一生」展を見る。
三宅一生の製作した服(というには語弊があるかも。)をアーヴィング・ペンが写真を撮る前に描いたスケッチ、写真、映像が展示してあり、アーヴィング・ペンの表現の凄さが出ていた。
三宅一生の服が芸術的であることを引き出してたし、モデルのこの人は何を考えているのだろう?と思ってしまうくらいだった。
その後は、本題のナガオカケンメイさんと深澤直人さんのトークイベント。
ロングライフデザインと深澤直人さんの仕事について。
ロングライフデザインをテーマにD&DEPARTMENTをやっているナガオカケンメイさんは良いものを認め、廃番になった製品は復活させてまで店頭に並べる。
この作業は並ならぬ作業だろうと思う。
日常にロングライフデザインが有って、それを使っている立場でいれば、なかなか気付かないし、その製品を知らないとロングライフデザインとは思わない。
それに対して、いかにもデザインをした感じの”デザインモノ”は印象に残りやすい。だけど、そう長くは続かないもの。
深澤直人さんは”普通”を表現するデザイナーで、狙ったデザインは作らない。
そのため、海外でのイスの展示会を開いたら、他のデザイナーのイスは展示品として見られているのに対して、自分がデザインしたイスは普通すぎて展示品としてではなくただのイスとして認識されていたとのこと。
色んな人に座られてショックだったのこと。
それは逆にすごい事ではないかと思う。
“普通”を極めたのだから。
最初はなかなか売れなかったが、じわじわ売れるようになったそう。
この2人の活動は一体の物だろうなぁ、と思った。
ロングライフデザインを作る側、販売する側。
この講演会を聞いたあと、深澤直人さん、ナガオカケンメイさん、ふたりがのことがなおのこと好きになっていた。
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10月.25,2011
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